防災知識

WEB版 わが家の防災チェックBOOK
地震に備える
避難行動のポイント

避難が必要なときの行動の流れと避難先

これは基本的な避難の流れです。被害の状況により、この避難の流れは変わる場合があります。周囲の状況、区や警察・消防からの情報に十分ご注意ください。

大地震発生直後の避難行動

大規模な延焼火災の危険がある場合は、一時(いっとき)集合場所を経て、集団で避難場所へ避難する。

火災などの危険がなくなった後の避難行動

大火災などの危険がなくなった後、住む家を失った方は、避難所で生活する。

避難所や避難場所は「大田区防災ハザードマップ」や大田区ホームページで確認しよう!

避難する判断ポイント

区から避難勧告等が発令されたとき

自宅が倒壊する恐れがあるとき、
もしくは倒壊したとき

自宅で火災が発生し、火が天井まで燃え移ったとき

近隣で火災が発生し、延焼する恐れがあるとき

避難する方法

火災が発生している方向や風向き、障害物などに注意し、危険が少ない経路で避難します。避難経路が通行できないこともあるため、複数の経路を考えておきます。また、避難する方向が危険な状況にあるときは、他の避難先に一時的に避難するほうが安全な場合もあります。

災害時も自宅で生活することが目標です

避難所は、家屋を失った方が避難生活をする場所です。安全確保のため一旦は避難していても、自宅が安全なら、住み慣れた自宅に戻り生活を続けます(在宅避難)。自宅での生活を続けるためにも、室内の家具転倒防止対策や食料の備蓄が重要となります。

非常持出品

避難するときに持ち出すものの例です。重すぎると避難に支障が出るので、必要最低限のものをまとめ、すぐに取り出せるところに保管しておきましょう。

ヘルメット・防災ずきん

落下物から頭を守る。家族の人数分を用意。

懐中電灯・ヘッドライト

停電時や夜間の移動に欠かせない。

携帯電話・ラジオ

言葉がわかる情報源を確認しておく。

予備電池・充電器・モバイルバッテリー

携帯電話、懐中電灯、携帯ラジオ用に、多めに用意しておく。

非常食

乾パンやクラッカー、レトルト食品、アルファ化米など、火を通さずに食べられるものを。

持ち運びに便利なペットボトル入りを。

救急医薬品・常備薬

きず薬、ばんそうこう、解熱剤、かぜ薬、胃腸薬など。常備薬も忘れずに。

貴重品

預貯金通帳、健康保険証、免許証など。

生活用品など

衣類、軍手、ナイフ、ライター、缶切り、非常用笛、携帯トイレ、マスク、歯ブラシ、メモ、ペンなど。

避難先にお気に入りのおもちゃを用意する

災害時は、大人以上に不安定になっている子どものメンタルケアに役立ちます。

ペット用の防災用品

ペットに必要な物は、平常時から必ず用意しておきましょう。災害時には、ペット用品は手に入りにくくなります。ペットの命や健康に関わる物を最優先に用意しましょう。

防災用品(例)

  • ペットフード、水(最低3日分)
  • ケージ、キャリーバッグ
  • 首輪、リード
  • 薬、療法食
  • トイレ用品(ペットシーツ、猫砂、消臭剤など)
  • ペット用の食器
  • ペットの写真(迷子の時に必要です)
  • ペットの情報を記したノートなど

防災用品のあっせん

ご家庭で必要な防災用品(非常持出品、食料、簡易トイレ、家具転倒防止器具、感電ブレーカーなど)を年間を通じてあっせんしています。

防災危機管理課管理担当

03-5744-1235

03-5744-1519

大田区防災ハザードマップ

首都直下地震等が発生した際の大田区の被害想定や発災直後の行動、また避難場所・避難所等を掲載しています。自分の身を守れるよう、事前に確認しておきましょう。

防災危機管理課計画担当

03-5744-1236

03-5744-1519